現場も終わるので、ここのところ朝早くいって
求人みたり、履歴書書いたりしている。
コーヒー入れて飲んでいたら、こばじいがきて
「わたしのぶんある?」と
一緒に飲んだ。
「こばじいは契約いつ迄?」なんて、聞いた。そんな秋の朝。
今日はのんびり仕事やろうっと思った日に限って、
ばったばた。
コピー機が壊れたと同じ階の業者さんに出力をお願いされ、
そういう時に限って同時に出力を頼まれ、
図面も平面、建具、詳細、業者受、デザイナー受と全部把握しているわけじゃないし
まだ、まだ?とプレッシャー。すすすすいません。。
同じ図面だけど、書いた人が2人いて、日付も同じで、見た目には全く一緒で、
スケール表記のフォントの違いで、こっち!とかなっておもしろかった。
昼には職人さんがどなりこんできて、段取りが悪いとか。
基本的に職人さん達は裏表がないから、
怒るだけ怒ったら後はあっさりしたものだ。
監督はすかさず、フォローしにいっていた。
スドーさんが電話でとうとうぶちきれ、仕事放棄(行方不明)
ナベさんは相変わらずの安定感。でもやっぱり焦ってるらしい。
2人で2億の発注。
そんだけお買い物してみたいです。とかいいつつ、時間だけが過ぎていく。
昼の部の現場が終わり、殺戮部隊が帰っていった!
照明がつき(あの白いふわふわした空気のやつ)、夜の作業がはじまる。


スドーさんが帰ってきて、事務所で新人くんとおしゃべり。
本社の話になり、新人君がいつもぴりっとしてるけどたまにアットホームになる、
その時が楽しい。と言っていた。
「あーその差がいいんだ。それ騙されてるよね」とスドーさん。
「ギャップですね。」と私。
「そーなんです、ギャップ萌えなんです。」と新人。
「それ騙されてるよね」(私)。
そのあと新人くんは新人くんらしい悩みを話し、スドーさんが聞いてあげていた。
そうやって大人の人の話を聞くのが新人くんににとっては
一番勉強になるんではないかと思う。

若いけれど、しっかりしているし、
楽になることを言ってくれたり。
毎日走り回って、先輩達に怒られて最近元気がないけれど
10年後には立派な現場監督さんになっていると嬉しい。


そういえば夕方、新人くんが疲れて居眠りをしていた時、監督が
「寝るなら、帰れ。帰れる時に帰れ。俺たちにつきあって遅くなって、一緒におちても仕方ないんだよ。
こっちは元気でいてもらいのね。走れるやつに元気でいて欲しい」
って言っていた。
そして、元気でいてもらいたいのには
きっと私も含まれているのだろう。