昼。現場からみなさん事務所にもどってきた。
問題発生。
カフェの厨房のレベルが昔の図面で走っていて、350高い。
なべさんが頭をかかえている。
せっかくの愛妻弁当を食べながら。
「やっぱり見た目高いですよね。。」とこのままでいくか
やりなおすかの判断。
でもたいがいそういう時は、高いものは高い。
経験豊富組こばじいとトヤマさんは
はつるしかないね、と言っている。
「はーーー」
といいながらタイミング悪く業者さんから電話。
近くまで材料を持ってきているらしい。
「今、手がはなせないので」
新人君に対応をたのみつつも、業者さんはどうしてもナベさんと話したいらしく
「1時まで待ってもらっていいっすか」と電話を切っていた。
「お昼くるなんて失礼だよー」といいながらへこんでいた。
考える時間が欲しかったんだ。
「悩んでるくらいなら、はつりお願いしなきゃなんだよな」
みんな聞いていないふりして見守っていた。


夕方新人君が
「すいません。。。電話頂きましたか。。」
とびくびくしながら監督のところにきていた。
「おせーよ」
と監督は切れ気味。新人君が携帯に気付かなかったらしい。
「すすすいません。
 そ、それで用はなんでしたか。」とおそるおそる聞く。
「・・・わ忘れたよ。(えー!)・・・カドマツと話したか?(←ちょっと思い出したっぽい)
カドマツに言っておいたから聞いておけ」

って!最後まで切れモードでしたけど。
見ていた図面(A3用紙)に隠れて、肩で笑った。